著者 : ゆきた志旗
ブラック上司と対立し、大手管理会社を辞めてマンション管理士として独立した創士郎。 マンション管理士はマンション管理の専門家だが、 独占業務がないので職業としては成り立っていないのが現状だ。 不安いっぱいの開業早々、インターン志望の女子高生・紫が押しかけてくる。 なりゆきで紫を伴ったまま、近所の大規模マンションに売り込みをかける創士郎。 ごみの窃盗事件や管理費未払い問題などを解決し、 何とか管理組合に顧問として任命されることになった矢先、 創士郎の活動を妨害する者が現れた。それは、元いた会社のブラック上司だった。 果たして創士郎の初仕事の行方は? そして、判明した紫の意外な正体とは……。
さよなら平成、今こそ昭和。新しい時代の始まりにおくる、昭和小説アンソロジー! 昭和十三年、戦争の足音が聞こえる中、貿易商の令嬢と異国の血を引く少女の間に芽生えた確かな絆(ひずき優「光子と蛍子」)。 戦時中、出征前夜に出される心づくしの料理を求めーーそれに込められた「思い」を求めるあやかし(一穂ミチ「ごしょうばん」)。 昭和四十四年、学生運動には興味がなく、カメラを買うため貧乏生活を送る大学生が経験したほろ苦い出会いと別れ(ゆきた志旗「35mm未満の革命」)。 昭和六十三年、大学進学のために田舎から上京した少女が戸惑いながらも過ごしたバブルな青春(相羽鈴「私はバブルに向いてない」)。 昭和という激動の時代に翻弄され、時に抗い、時に取り残されながらも、ひたむきに生きた人々を描く珠玉の四編。
人気シリーズついにクライマックス!゛絶世のブス"ながらウェディングプランナーとして活躍するわたし、北條香澄が他社からヘッドハントされた!最後に出した結論は…!? 地元の友達のウェディングをプロデュースすることになったわたし。けれど新郎が、先輩の玲子さんの元ダンナだったことがわかり、複雑な気持ちに。さらに新婦が浮気しているらしく…!? 後輩プランナーも配属されて仕事ものってくるなか、以前知り合ったウェディングプロデュース会社の穐本さんからヘッドハントされてしまった。キャリアアップのためには受けたほうがいいのか…悩むわたしを久世課長は引き留めてくれず、愕然とする。仕事と恋、二つの岐路に立たされたわたしの未来は…!? 【Bの戦場】シリーズ これまでのあらすじ 誰もが認める゛絶世のブス"だけど、人柄の好さと仕事ぶりでウェディングプランナーとして活躍する北條香澄。あるとき、才色兼備の年下上司、久世課長にプロポーズされる。「僕、意識の高いB専なんです」「はあ!?(何それ)」 ブスをブスとして愛する変態美形に「ブスな貴女が好きです」と言い寄られ、憤然とするものの、一緒に仕事をしていくなかで課長への気持ちにも変化が…。ついに付き合うことになった「この世で一番釣り合わないカップル」の仕事と恋の行方は!?
"絶世のブス"ながらウェディングプランナーとして活躍するわたし、北條香澄は、 半分騙されたような形で、ついに変態課長久世さんと付き合うことになってしまった。 生まれて初めての恋人(!!)にどうふるまったらいいのかわからず、戸惑うわたしをよそに、久世課長は絶好調で距離を詰めてくる。 結婚が決まっているのに妙によそよそしい新郎新婦の相談に乗ったり、ホテル内のレストランを披露宴に使うために走り回ったりと、 相変わらずさまざまなドラマが生まれるこの仕事。 でも、先輩プランナーのもっちさんが久世課長と抱き合っているのを目撃してしまって……!?
“絶世のブス"ながらウェディングプランナーとして活躍する北條香澄。就活のため居候している弟の芳輝が、帰郷前に自分の彼女を呼ぶことに。ところが彼女が久世課長に興味を持ったようで……!?
“絶世のブス"ながらウェディングプランナーとして活躍するわたし、北条香澄。“わたし並みにブス"な城ノ宮さんがフラワーショップに配属され、動揺するが、その悪巧みに気づいて!? 痛快お仕事小説!
“絶世のブス"にしてウェディングプランナーの香澄は、自称“意識の高いB専"久世課長に斜め上な求婚をされ困っていた。そんな折、中途採用の年上新人、美人で自尊心の強い財前さんの教育係を任されて…!?
物心つく頃から“ブス"だったわたし。結婚式に憧れて、自分は無理でも演出する人になろうとウェディングプランナーになった。そんなわたしが、ブスゆえに、やり手で絶世の美男子の久世課長に求婚され!?