著者 : カムイイムカ
貧乏貴族家に転生した元日本人の少年・ウィンは、自分だけの農場に出入りできる特別なスキルを持っていた。家族や仲間と共にウィンスタ王国を興した彼は、海の向こうのナリア国と貿易を開始する。そのナリア国では、王家の後継者争いによる内紛が続いており、国土が荒れていた。ウィンはナリアの王女ビシャスに協力し、国土の緑化に着手する。しかし、継承権争いは激化の一途を辿り、ついには、封印されていた魔神が復活する事態に。世界の危機に、ウィン達が立ち上がる!
勇者と間違われて異世界召喚された青年レン。しかし鍛冶・採掘・採取のチート3点セットを存分に活かし、各地で人助けをしながら気ままに冒険する日々を過ごしていた。新たな敵アザベルを追い、レンは仲間とともに雪の降る北国へと赴く。その地で明らかになったのは、アザベルの予想外の過去だった。やがて訪れた決戦の時、レンはこれまでの戦闘とは異なる選択をしてー最後の戦いの結末やいかに!?ピースピアの街へ帰還後の後日談や、波乱続きのハネムーンエピソードも収載。拾って作って人助けの旅、最終巻!
貧乏貴族家に転生した少年・ウィンは、自分だけの農場に出入りできる特別なスキルを持っていた。ある日彼の国に、永遠の巫女と呼ばれる少女がやって来る。彼女は極めて高い潜在能力を秘めていたが、なぜか暗示がかけられ、魔法の力を抑制されていた。不審に思ったウィン達が調べると、彼女が最上位の『魔境』を開く『鍵』であると判明する。もし『魔境』が開かれれば、強力な魔物が溢れ、世界が危機に瀕するという。彼女を利用して世界を混乱に陥れようとする何者かの企みを、ウィン達は阻止できるのか!?
辺境の貧乏貴族家に転生した元日本人の少年・ウィン。彼は生まれながらにして自分だけの農場に出入りできる特別なスキルを持っていた。そんなウィンの家が治める領地は、塩害や砂漠化で作物が育たない不毛の地。領民は慢性的な食料難に悩まされていた。しかし、彼の農場でとれた不思議な作物を植えると、領内の砂漠は瞬時に緑化し、食料事情はみるみる改善していく。ようやくまともな暮らしができる!…と、喜んだのも束の間。勇者の称号を持ちながらも、平和に飽いて戦を望む王子・ランスに目をつけられてしまう。他国と内通して魔法の力を行使したとのあらぬ疑いをかけられたウィン達は、領民を守るために立ち上がる。
勇者と間違われて異世界召喚された青年レン。鍛冶・採掘・採取のチート3点セットはさらに強化され、いよいよ非常識なアイテムが作れるようになっていた。創造神ルースティナにより神界へ招かれたレンは、そこで自分が召喚された理由を知らされる。加えてルースティナは、人々の心を蝕み乗っ取ってしまう存在である“穢れ”を、レンの持つアイテムで浄化してほしいと言う。彼女の希望に応えるべく、レンと仲間達は、“穢れ”に乗っ取られたエルフの王の浄化を目指す。貴族に扮して王のいる都へ潜入するが、そこでまたしてもレンによる規格外のチート技が炸裂!さらに、意外な人物の言葉がきっかけで、想い人との恋愛模様もようやく進展することにー?
勇者と間違われて異世界召喚された青年レン。鍛冶・採掘・採取のチート3点セットを駆使して、鉱石掘りにアイテム製作に人助けと、気ままに異世界を楽しんでいた。新たに魔族の幼女・クリアクリスも仲間に加え、次の街を目指すレン一行。だがその道中で、森に隠れ住むダークエルフ族と遭遇する。通常のエルフ族から迫害されている彼らを守ろうと、レンは彼らの住む村を強化することに。城壁に住居、道路まで整備していくレンと仲間達を、最初は警戒していたダークエルフ達も受け入れるようになる。そうして村を最強の街へ急発展させたレン。しかし、お礼にもらった鉢植えから世界樹が生えたり、教会の司祭が大軍を率いて襲撃してきたりと、彼のもとでは次々と事件が巻き起こる!
うだつのあがらない青年・レンは、仕事帰りに突然、異世界に勇者として召喚される。しかしすぐに人違いだったことが判明し、スキルも持っていないと言われて王城の魔術師に追放されてしまった。レンはやむなく冒険者ギルドの掃除依頼で日銭を稼ぐが、そんな中、とんでもない隠しスキルを発見する。なんと製作・入手したものが何でも上位互換されるという力があったのだ。チートスキルを活かして街の困りごとを解決し、鍛冶や探集を楽しんでいたのも束の間、隠しスキルの存在を知った王城の魔術師に逮捕されてしまう。レンはスキルと街の人達の力を借りて大脱走。ギルドの受付係や元衛兵、弓使いの少女といった個性豊かな仲間達を連れ、気ままな人助けの旅が始まるのだった。第12回アルファポリスファンタジー小説大賞奨励賞受賞作品。