著者 : チカフジユキ
ある日、皇太子に呼び出されたクロードの帰りを心待ちにしていたリーシャだったが、翌日公爵家に訪れたのはなんと国軍。話を聞くと、クロードに謀反の疑惑が浮上したとのことだつた。クロード不在の公爵家を守ろうとするも、邸宅内捜索に押し切られそうになるリーシャだったが、クロードの父アンドレの加勢により事なきを得る。どうやらこの一件には第二皇子、そしてロザリモンドの実家が絡んでいるようでー。三食昼寝付き生活を目指す公爵夫人の奮闘記、第四弾!
敵地状態だったリンドベルド公爵領から無事に戻ってきたリーシャは、執事のラグナートから意外な報告を受ける。どうやら、リーシャの実家であるベルディゴ伯爵家が破産状態とのことだった。クロードからどうしたいのかを問われたリーシャは、援助しない方針を決めたのだがー。三食昼寝付き生活を目指す公爵夫人の奮闘記、第三弾!
公爵夫人として過ごすリーシャは、領内の視察を兼ねてミシェルと共に市場へ。初めてみる領内は新鮮でわくわくするような体験ばかり。ふと気になった広場の人だかりを見てみると、そこにはもふもふとした可愛らしい生き物がー三食昼寝付き生活を目指す公爵夫人の奮闘記、第二弾!
伯爵家の娘リーシャは後妻の母娘に虐げられていたが、そんなリーシャに結婚の話が届く。相手はイケメン堅物仕事人間のリンドベルド公爵。周囲からの結婚の打診がうるさかった公爵は、お互いの私生活に口を出さない、仮面夫婦になってくれるような令嬢を探していた。そんな条件に当てはまったリーシャは、結婚に際して1つの条件を提示する。「三食昼寝付き、なおかつ最低限の生活を提供してくれるのなら結婚します」実家の仕事などを全て行っていたリーシャは、常に忙しく寝不足続きだったのだ。この忙しさから解放されると喜んだリーシャだが、リンドベルド公爵邸では予期せぬことがー。三食昼寝付き生活を目指す公爵夫人の奮闘記がはじまる!