著者 : 一ノ谷鈴
聖女の姉ですが、なぜか魅惑の公爵様に仕えることになりました2聖女の姉ですが、なぜか魅惑の公爵様に仕えることになりました2
フローリアがさらわれるという事件により互いへの想いを再確認した二人は、「公爵と側仕え」から特別な関係へと変わった。デジレは恋人になったことでより一層フローリアを溺愛し、屋敷で寄り添ったり一緒にお祭りに行ったりと、甘く穏やかなひと時を過ごす。しかし、フローリアを狙った犯人の存在が二人の心に陰を落としていた。そんな中ついに聖女の儀式の日を迎えるのだが、聖女のレナータではなく、なぜかその場に居合わせたフローリアが封印の儀式を成功させてしまいー。「何が起ころうと、私は変わらずに君の傍にいる」神託の真実ーそこから聖女を巡るすべての真相が紐解かれていく。これは、虐げられていた少女が麗しき主の下で幸せになるまでの恋物語。波乱と感動のクライマックス!
聖女の姉ですが、なぜか魅惑の公爵様に仕えることになりました(1)聖女の姉ですが、なぜか魅惑の公爵様に仕えることになりました(1)
『次の聖女は、アンシアの末娘である』貧乏男爵家の令嬢フローリア=アンシアの生活は、神託によって大きく変わってしまった。内気だったはずの妹・レナータは、聖女に選ばれたことで態度が豹変し、なぜかフローリアを目の敵にし始めたのだ。権力を得たレナータによる嫌がらせから逃げるため、フローリアはとある貴族の屋敷で召使として働くことになる。そこでフローリアが出会ったのは、この上なく美しい公爵・デジレだった。あらゆる女性を魅了してしまう美貌を持つ彼を前にして平静を保つフローリアに、彼は興味を示す。「お前をこれから私の側仕えとする。ただし、お前が私に恋をしないことが条件だ」この風変わりな命令を機に、フローリアの日常はさらに劇的に、鮮やかに変わっていく。これは、虐げられていた少女が麗しき主の下で幸せになるまでの恋物語。
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