著者 : 三崎ちさ
身代わりの落ちこぼれ生贄聖女は敵国王弟に溺愛される 〜処刑の日はいつでしょう? え、なぜこんなに大事にされてるんでしょうか〜身代わりの落ちこぼれ生贄聖女は敵国王弟に溺愛される 〜処刑の日はいつでしょう? え、なぜこんなに大事にされてるんでしょうか〜
敵国から『聖女を嫁がせるように』と和睦条件を提示された敗戦国アルノーツは、第一王女のソニアを差し出した。…しかし、ソニアは本物の聖女である妹の身代わりにされただけの力を持たない偽聖女だった!罪悪感に苛まれたソニアは夫となる敵国王弟シャルルに真実を告げ、自らの命と引き換えに祖国を許してほしいと願うが『仮に聖女でなくても大切な花嫁を処罰するつもりはないよ』と優しく諭されてしまう。その言葉通り、いくら待っても処刑は行われず、むしろ妻として大切にされ、気づけばアルノーツにいた時よりも幸せな日々を過ごしていた。分不相応の幸せに戸惑うソニアだったが、偽聖女のソニアが来てから敵国はなぜか豊かになり、反対にアルノーツは衰退していってー?
不貞の子は父に売られた嫁ぎ先の成り上がり男爵に真価を見いだされる 天才魔道具士は黒髪の令嬢を溺愛する(2)不貞の子は父に売られた嫁ぎ先の成り上がり男爵に真価を見いだされる 天才魔道具士は黒髪の令嬢を溺愛する(2)
「不貞の子」と蔑まれ、隠れて生きてきたロレッタ。突然、名前しか知らない成り上がり男爵に求婚され戸惑うも、愛される喜びを知り、本来の自分を取り戻してゆく。実は妹こそが不貞の子で、自分は実の娘だと発覚し家族と訣別をしたその後ー蔑みの象徴ともいえる短い黒髪も伸び、ロレッタは夫バルトルと穏やかに愛を育んでいた。しかし自分だけが幸せになるのではなく、これまで虐げられてきた人々に力を与えたい、と動き出す。そして、濃い髪色の人間でも魔力の糸を紡げることを証明し、世間の常識を覆すー!?
不貞の子は父に売られた嫁ぎ先の成り上がり男爵に真価を見いだされる 天才魔道具士は黒髪の令嬢を溺愛する不貞の子は父に売られた嫁ぎ先の成り上がり男爵に真価を見いだされる 天才魔道具士は黒髪の令嬢を溺愛する
母の不貞の子だと蔑まされ、隔離されて生きてきたロレッタに、ある縁談が舞い込む。相手は平民出だが一代限りの貴族位を賜った成り上がり男、バルトル。「貴族の血」欲しさに求婚してきたと思うも、ロレッタのある才能に惚れ込んでいたらしく、彼女をまるで恋人のように扱う。彼に惹かれつつ戸惑うロレッタだったが…
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