著者 : 上杉幸彦
昭和の銀行員 第2巻 システム開発篇昭和の銀行員 第2巻 システム開発篇
昭和の銀行で最先端の開発を。『日債銀破綻の原罪』の著者が描く。コンピュータ黎明期、システム開発に奮闘する銀行員たちの群像劇。昭和46年4月、不動産銀行本店に異動した武田は新設された事務管理部オンライン班に着任。不銀全店のシステム化を練る議論の熱き日々。業務を分析し、処理の手順を起こし、プログラム設計書をつくるクリエイティブワーク。新方式の外国為替計理で海外店システムを開発した武田は、ニューヨーク支店開設支援のためアメリカへ旅立ったー。
昭和の銀行員 第1巻 支店遍歴篇昭和の銀行員 第1巻 支店遍歴篇
昭和の銀行を実直に生きた、重厚な人間物語。昭和40年4月、学生運動に参加した日々を胸に秘め、不動産銀行本店に初出勤。新入行員研修では算盤と格闘。タイガー計算器を回し、伝票を繰って帳尻を合わせ、支店一丸で決算を乗り越えた懐かしき日々の記録。高度経済成長期を舞台に、激動する銀行業界に生きた「昭和の銀行員」の姿から見えてくるものとはー。『日債銀破綻の原罪』の著者が問う。「出世するだけが、人生の目標ではない!」
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