著者 : 中沢ケイ夫
荒木又右衛門荒木又右衛門
「荒木又右衛門」は大正7年夏に岡山、鳥取、伊賀上野などの関係ある土地を歴訪し、史実を踏査した上で、「伊賀の水月」と題して発表されたものだ。それまでの敵討説話から一転させ、旗本対大名の対立の中に鍵屋の辻の決闘を位置づけ、後の直木三十五や長谷川伸の「荒木又右衛門」に影響をあたえた。
幕末剣豪伝幕末剣豪伝
本書は、平山行蔵(子竜)の平原道場に学んだ相馬大作こと下斗米秀之進をはじめ、千葉周作の玄武館、斎藤弥九郎の練兵館、桃井春蔵の工学館、それに講武所のめんめんなど、すぐれた幕末期の剣客が紹介されている。
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