著者 : 中里融司
異戦関ヶ原(第7巻)異戦関ヶ原(第7巻)
豊臣秀頼を擁す石田三成と、次の天下の覇者を目指す徳川家康の対決はいよいよ山場を迎えようとしていた。遠く奥羽の地、革籠原の戦いで義将・上杉景勝を喪った西軍であったが、伊達政宗を家康から引き離すことに成功、最終決戦へ着々と準備を整えつつあった。一方東軍も、三成を得意の野戦へ誘い出すべく、熟知した濃尾平野に戦場の設定を急ぐ。そして関ヶ原以来、ついに日本を二つに分けた合戦の火蓋が切られた。両軍の巧みな戦略により、大名たちの思惑も交錯し、未曾有の大戦はだれも予想し得ない終局を迎えることになるー!人気戦国シミュレーション、衝撃の最終巻!!
異戦関ヶ原(第6巻)異戦関ヶ原(第6巻)
九州各地で転戦を繰り広げていた石田三成は、加藤清正を味方につけることに成功、ついに大軍勢を率いて佐和山城に帰還する。だが、それを待っていたかのように徳川家康が水口城を攻略、東海道との回廊を確保してしまった。さらに家康は、三成と奥州上杉軍との連絡を絶つため、四天王の井伊直政、榊原康政らを北上させる。このとき上杉景勝は、最上義光の激しい抵抗と、真意を図りかねる伊達政宗の動きに苦戦を強いられていた。そこで重臣直江兼続は、政宗を味方につけるべく、単身政宗のもとに向かうのであった…。景勝の義は、遠き近江の地の三成を窮地から救うことができるのか!?
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