著者 : 久山忍
日露戦争と雪原の騎兵隊日露戦争と雪原の騎兵隊
本書は明治期になしえた日本の奇蹟の物語であり、騎兵たちの胸躍るドラマである。 日露戦争真っ只中の明治38年1月、中国の東北部にある沙河の凍土で、騎兵旅団長の秋山好古が三つの挺進隊を戦線に送り出した。目的は情報収集と敵陣攪乱。彼らの活躍が日本の勝利に大きく貢献することになる。 100年余の時を経た今、若き騎兵らの奮闘を丹念に追った書。 第一章 沙河の滞陣と児玉の迷い 第二章 永沼挺進隊、挺進作戦開始 第三章 ミシチェンコの八日間と黒溝台会戦 第四章 山内挺進斥候隊と建川挺進斥候隊 第五章 永沼挺進隊、鉄橋爆破と月下の騎兵戦
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