著者 : 九岡望
言鯨【イサナ】16号言鯨【イサナ】16号
神“言鯨”によって造られた砂の時代。全土は砂漠化し、人々は言鯨の遺骸周辺に鯨骨街を造って暮らしていた。街々を渡る骨摘みのキャラバンで働く旗魚は、旅の途中で裏の運び屋・鯱と憧れの歴史学者・浅蜊に出会う。執政機関ヨナクニには内密で、十五番鯨骨街へ奇病の調査に行くーそう語る浅蜊に同行を許され、心躍る旗魚。だが浅蜊が遺骸に近づき、ある言葉を口にした瞬間、黒い影が現れ、圧倒的な力で世界を破壊し始めた。
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神“言鯨”によって造られた砂の時代。全土は砂漠化し、人々は言鯨の遺骸周辺に鯨骨街を造って暮らしていた。街々を渡る骨摘みのキャラバンで働く旗魚は、旅の途中で裏の運び屋・鯱と憧れの歴史学者・浅蜊に出会う。執政機関ヨナクニには内密で、十五番鯨骨街へ奇病の調査に行くーそう語る浅蜊に同行を許され、心躍る旗魚。だが浅蜊が遺骸に近づき、ある言葉を口にした瞬間、黒い影が現れ、圧倒的な力で世界を破壊し始めた。