著者 : 二階堂シア
悪女マグノリアは逆行し、人生をやり直す(2)悪女マグノリアは逆行し、人生をやり直す(2)
稀代の悪女マグノリアにまつわる真相を探るため、時を遡った王太子レイ。悪女と呼ばれる前のマグノリアは、明るく心優しい少女だった。彼女を陥れ、悪女にした黒幕を探すレイだったが、手がかりが掴めず、気付けば逆行から十年が経とうとしていた。マグノリアはレイの婚約者候補の一人となり、周囲からの評判もよい。ただ十六歳の誕生日を控え、様子がおかしいように見えた。マグノリア曰く、自身が悪女になる夢を毎晩のように見るのだという。それは彼女が何度も時を遡っていた時の記憶の断片だった。やがてマグノリアは、ある事件を機にすべての記憶を取り戻しー悪女の真実を王太子が紐解く、逆行ラブ・ファンタジー。
悪女マグノリアは逆行し、人生をやり直す悪女マグノリアは逆行し、人生をやり直す
身に覚えのない罪により、処刑された伯爵令嬢マグノリア。彼女は時を遡り、自身の運命を変えようとしていた。ただ穏やかに、普通の人生をおくることができるように。けれど、何度人生をやり直しても、人々は彼女をこう呼ぶ。-稀代の悪女、マグノリア・キャリントン。そして最後に待っているのは、いつも断罪だった。やがてすべてを諦め、もう何度目かもわからない処刑の瞬間を待つマグノリアだったが、小さな変化が生じた。それは、マグノリアの処刑に深く関わる人物の一人、王太子レイがある疑問を抱いたこと。悪女らしからぬ彼女の一面を知り、レイの心は揺れはじめる。彼女は、本当に悪女なのだろうかー悪女の真実を王太子が紐解く、逆行ラブ・ファンタジー。
PREV1NEXT