著者 : 亜海清次
藍と青藍と青
小説【解説】 明治維新と1945年の敗戦、そして、2025年の現在とはほぼ80年周期である。 歴史は大きく動いている。現在の転換は人類史の岐路でもある。 その巨大な歴史の転換点、本流に対してどう立ち向かうのか。 弱いちっぽけな人間を本書は描こうとしている。 明治維新は日本の帝国主義的自立でもあった。それは敗戦に至る過程で無残な醜態をさ らした。その加害責任から目をそむけで前に進むことができない。 しかし、今また、巨大な怪物が姿を現し、世界を席巻しようとしている。 戦争を阻止するたに何をなすべきなのか。
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