著者 : 仁科哲夫
湖雲ヶ城湖雲ヶ城
十六世紀の後半の南宮崎で、空砲を撃ち合う振りをするという、世にも珍妙な戦があった。この戦は「偽戦」と呼ばれている。現在の宮崎県日南市南郷町津屋野で大隅領主が日向の領主に持ちかけて行われたが、なぜか日向勢が実弾を使い大隅勢が全滅。これを率いた悲劇の武将・薬丸兼郷の物語。
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十六世紀の後半の南宮崎で、空砲を撃ち合う振りをするという、世にも珍妙な戦があった。この戦は「偽戦」と呼ばれている。現在の宮崎県日南市南郷町津屋野で大隅領主が日向の領主に持ちかけて行われたが、なぜか日向勢が実弾を使い大隅勢が全滅。これを率いた悲劇の武将・薬丸兼郷の物語。