著者 : 仲町六絵
京都西陣なごみ植物店 4京都西陣なごみ植物店 4
十日間にわたって盛大に催す予定だった北野大茶湯を、豊臣秀吉がわずか一日で中止にした理由は、実は桜の狂い咲きだった?「和の植物の博物館」を作りたいという実菜に、彼女の祖父が突き付けた条件は、その真相を探ること。この難題に実菜が辿り着いた答えとは。そして神苗は彼女を助けることができるのか。京都の四季を背景に植物にまつわる謎を描いた優しい連作ミステリー、ついに完結。
京都西陣なごみ植物店 3京都西陣なごみ植物店 3
明智光秀最期の地と伝わる明智藪で、真っ赤に染まった竹が見つかった。光秀の呪いとも噂が広まる中、その謎を解いてほしいと、「植物の探偵」実菜と、京都府立植物園の新米職員の神苗は依頼を受ける。しかも依頼主は実菜の祖父ー。古い森は少女に罰を与えたのか。愛宕山で目撃されたバラの壁と白装束の集団の秘密とは?そして実菜と神苗、雪伸の関係はどうなる?大人気連作ミステリー第三弾。
京都西陣なごみ植物店 2京都西陣なごみ植物店 2
あるマンション建設予定地に、なぜか異常なほど雑草が生い茂る理由を教えてーそんな相談を受けた京都府立植物園の新米職員の神苗健は、「植物の探偵」こと「なごみ植物店」の店員・和久井実菜にその解明を依頼するのだが…。怪しげなカフェが売り出す「晴明の愛でた桔梗」とは何か?角倉了以が茶会であえて使った「禁じられた花」の正体とは?心温まる連作ミステリー第二弾。
京都西陣なごみ植物店京都西陣なごみ植物店
逆さまに咲くチューリップはありますか?-京都府立植物園の新米職員の神苗健は、ある母娘から質問を受ける。戸惑う神苗に助け舟を出したのは、その場に居合わせた「植物の探偵」を名乗る女性。彼女は西陣にある「なごみ植物店」の店員だと言うのだが…。蛍が集まる草って何?源氏物語に描かれた薔薇の秘密とは?植物にまつわる謎と京都の風物詩が絡み合う、優しい連作ミステリー。
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