著者 : 伊藤尋也
小学生刑事小学生刑事
ある事件のため、署内で最も無気力になったと言われている、北杉並警察署生活安全課の片山修也巡査部長32歳。その片山に時期はずれの辞令が下った。新たな配属先は、かつて聞いたことのない、警視庁総務部第八別室。訝しみつつ、早速第八別室へ顔を出した片山の目に入ってきたのは、想像を絶する人物だった。7、8歳の女子小学生にしか見えない超絶美しい八代ヒメ。あまりの驚愕に自己紹介をし損ねた片山は、早くも、警視正という信じがたい階級のヒメに連れ出される。しかも、現場に向かう車両はただのパトカーではなく、超高級スポーツカー・ホンダNSXだ。ほどなくふたりは現場に到着。ヒメに命じられた片山は、トランクに収納されている大きな楽器ケースを引っ張り出した。その直後、片山は信じられないものを見るー。バイオレンス&コミカル少し泣ける警察小説!
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