著者 : 佐々木和歌子
とはずがたりとはずがたり
後深草院の寵愛を受け十四歳で後宮に入った二条は、その若さと美貌ゆえに多くの男たちに求められるのだった。そして御所放逐。尼僧として旅に明け暮れる日々…。書き残しておかなければ死ねない、との思いで数奇な運命を綴った、日本中世の貴族社会を映し出す「疾走する」文学!
日本史10人の女たち日本史10人の女たち
時代の制約にしばられつつも、時には反発し、時には受け入れ、強く歩み続けた女たち。時代をこえて語りかける10人の言葉は、現代を生きる私たちにも共感できるはず。 ここには教科書からは見えてこない「日本の女性の歴史」がある。通読することで日本の歴史と文芸の流れに触れることのできる1冊。 野の声、森の声 縄文のシャーマン 女王と呼ばないで 台与 日出処のわたし 推古天皇 この平城京の片隅で 笠女郎 おもろい女たち 清少納言 水の音 建礼門院右京大夫 森に溺れる 森女 私たちの戦国 高台院おね 月が私について来る 遊女勝山 世界はこの手の中に 葛飾応為 おわりに 人物紹介と解説 主要参考文献
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