著者 : 佐藤さくら
魔導の黎明魔導の黎明
地方領民の蜂起、自治区との小競り合い、新たな反乱魔導士組織の噂…。内乱から10年経ったラバルタの政情は、不安定さを増していた。その頃、レオンの元をかつての弟弟子が訪ねてきた。そしてその日からレオンは姿を消してしまう。一方レオンの親友ガトーは、“鉄の砦”の魔導士から奇妙な相談を受けていた。全ての謎を解く鍵はレオンの師が研究していた禁術に。感動の最終巻。
魔導の福音魔導の福音
王立学院で学んでいたカレンスは、父危篤の知らせを受け、急ぎ故郷に帰った。五年前、魔物棲みの妹が若い命を散らしたとき、逃げるように都に向かって以来のことだった。久しぶりの故郷。だが死を前にした父に託されたのは、余りに重い秘密だった。魔導が禁忌とされてきた北の大国エルミーヌを舞台に、偏見や因習と闘い新たな道を切り開く青年の姿を描く、『魔導の系譜』続編。
魔導の系譜魔導の系譜
魔導士が虐げられている国ラバルタ。田舎で私塾を開いている三流魔導士レオンは、魔導士の最高機関“鉄の砦”から一人の少年を預かる。幼い頃家族を殺され、桁違いの潜在能力がありながら魔導を学ぶのを拒む少年ゼクス。頑なだった彼は、レオンの辛抱強い指導で才能を開花させる。だが、それが王国の運命を大きく変えることに…。第1回創元ファンタジイ新人賞優秀賞受賞作。
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