著者 : 佳村昌季
メモリアルパークの隣人メモリアルパークの隣人
17歳のある朝、僕は死んだ。それは、僕の長い墓場人生の始まりだった。おじさんとは、墓地に来てすぐ友人になった。10年前に死んだおじさんは、墓地の生活に不慣れな僕にさまざまなことを教えてくれる…。処女作が中村真一郎氏に激賞された大型新人の長篇第二作。
第11幕への序曲「浮輪をしたハチ公」第11幕への序曲「浮輪をしたハチ公」
渋谷に海があるなんて知らなかった。渋谷の海辺に立つ赤い屋根のホテル。窓から水平線の見える小さなホテルに永遠の宿泊を予約した僕と、僕をめぐる男と女たちの物語。人間と自然への限りない優しさに満ち溢れたTOKYOファンタジー。大型新人の書下ろし処女長編小説。
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