著者 : 入部明子
石部魂子教授と龍石の謎石部魂子教授と龍石の謎
石部魂子教授シリーズ第2弾 オーラを見ることができる石部魂子教授は、夏目漱石の随筆『思い出す事など』に光る言葉が数多くあることに気付く。それは明治43年の夏目漱石からの命をかけたメッセージだった。修善寺の旅館「菊屋」で生死の間にある漱石を救うために、赤龍の模様が入った神通力のある「龍石」を使って、漱石のいる115年前にタイムリープする魂子。漱石を救う事は、自身を救う事でもあると気付く。魂子は次々と現れる神々に、思いも寄らぬ事を言われ自身が何者なのかを考え始める。やがて魂子は、漱石と神々によって自身の秘められた運命と力を知ることになる。石部魂子教授が「龍石」と共に115年前の夏目漱石を救いに行く、異色のスピリチュアルSFミステリー。
【新装版】石部魂子教授の事件簿【新装版】石部魂子教授の事件簿
大学を舞台として、若者が抱える様々な苦悩を描くスピリチュアル系ミステリー小説。 大学を舞台として、自己肯定感の喪失や家族や友人との問題、健康不安や性自認など、若者が抱える様々な苦悩を事件としてミステリアスに描く。言語学部の教授石部魂子は、学生が書いたわずかな「言葉」に事件解決の手がかりを求め、学生の心をうつし出す学生の「オーラ」を読み解くことで事件を解決へと導く。それぞれの章にはパワースポットの紹介もある異色のスピリチュアル系ミステリー小説。 第1章 祈祷師 第2章 青いオーラの妹 第3章 母の思い出 第4章 愛される自分 第5章 壊された心 第6章 三人の久美 第7章 本当の私 第8章 友だちのミケ 第9章 赤いジャケット 第10章 射幸心
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