著者 : 八潮久道
生命活動として極めて正常生命活動として極めて正常
誰も考えなかった「if」の世界が、ここにある。社員の殺害が制度として組み込まれている会社を描いた「生命活動として極めて正常」、男ばかりの老人ホームで姫として君臨するおじいさんが、全然なびかないおじいさんを落とそうとする「老ホの姫」、客を評価するシステムが普及した社会で、レートが急にゼロになり日常生活が奪われる「バズーカ・セルミラ・ジャクショ」、電車に飛び込む人が事前に見えてしまう運転士を描いた書き下ろし「命はダイヤより重い」他、全7編。抱腹絶倒の後、強烈なオチが待ち構える珠玉の作品集!
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