小説むすび | 著者 : 典樹

竜の頂点に立つ星竜ソラヒメをパートナーに持ち、最強の魔法体系「概念干渉」使いとして名を馳せはじめたシムル。その力を買われ、今度は夏休みにもかかわらず異常気象の調査隊の一員として雪山に駆り出されることに！そこでユグドラシル王国の中枢に、すでに敵国であるバーリッシュ帝国の魔手が伸びている事実を知ってしまう！少しずつ日常が変わりはじめる中、幼馴染であるテーラに望まぬ縁談が持ち上がったことを耳にしてー！？

王都の学園生活に馴染みつつあったシムル。だが、そんな彼の前に定期試験という壁が立ちはだかる！さらに、次の試験では魔法の実技が追加になると発表され、魔法を使えない級友達は阿鼻叫喚。そこでシムルが魔法を教えることになるが、その習得法とは彼と相棒の竜・ソラヒメとに襲われるという、とんでもない荒技だった！そんな賑やかな日々を送る中、突然隣国からの襲撃の報せが届く。迎撃要請を受けたシムルは戦場へと向かうが…！？

破格の力を持ちながら、山奥で竜の姫とひっそり暮らす青年シムル。だが、王宮の騎士隊を助けたことで、生活が一変する。実力を見込まれた彼は、王都にある竜騎士のエリート育成校へ強制的に編入させられてしまったのだ！そんな彼は大貴族の陰謀を潰したり、生身で育成校の竜を蹴散らすほど規格外だったがープリンすら知らない超田舎者で！？「なぁ、この黄色いの何ていうんだ？うまいな！」常識知らずの最強の田舎者が、竜騎士育成校に嵐を呼ぶ！