著者 : 凪
念願の聖者の星祭りにも参加してご満悦のティアは自領の繁栄のため、引き続き更なる発展と浄化を目指す。女神様へ捧げるドレスを作成したり、新しいレシピを開発したりと大忙し。ワミード侯爵家の次男、モーリスとともに彼らの領地へも赴き、ティアの美貌と実績は瞬く間に世界へ広がっていく。季節は巡り春、九歳になったティアは贈り物のラピスラズリ生地で作った誕生日用のドレスで自身を彩る。奉納歌に食事会にと、健気なアピールを続けるギルバートのために思わぬサプライズを決行することに…?ひたむきな幸せインフルエンサーが愛と癒しをばら撒く、ほっこりバラ色スローライフ第3弾!
魔の森散策から帰還して、気づけば8歳になったティアは早くライリーの地から瘴気が消え去りますようにと、いっそう願いを強めていた。彼女が授かった光魔法は大地を浄化する。さながら聖女のような大活躍に、王国からも重要視されていくも、一介のオタに過ぎない彼女にとって目立つなんてノーセンキュー!進めている壊血病の医療計画も陰ながら支援しつつ、先導するギルバートを立てることにする。そんな矢先、王都で催される聖者の星祭りに行ってもいいと許可が出た!お祭り少女の彼女は昨年行けなかった分、目一杯楽しんでやると気合が入る。一方、同行するギルバートの心中は複雑だ。ティアへの想いは日々膨らめど、実績に差が出ていくばかりで悔しさを滲ませるばかり。今宵、満天の流星群で二人の距離も急接近!?ひたむきな幸せインフルエンサーが愛と癒しをばら撒く、ほっこりバラ色スローライフ第2弾!
剣と魔法の世界で辺境伯令嬢に転生したセレスティアナは自身の境遇に歓喜していた。容姿はSSRだし、超イケメンなお父様の声は推しキャラそっくりだからだ。この尊い日々がいつまでも続きますようにーだが元オタク女子の萌えたぎる願いに「貧乏」という壁が立ちはだかる。領地は魔物の瘴気でボロボロ、作物もまともに育たない。早速、刺繍を売ったり手製の料理を振る舞ったりと前世の知識で領地繁栄を目指していく。すると、彼女の天使のような笑顔とまっすぐな心根に触れて、爽やかエルフや殿下たちも巻き込んでみんな無自覚にほっこりさせていく。時にはお父様と紅葉デートしたり、貴族(?)の少年と買い物したり、寄り道するのはご愛嬌。ひたむきな幸せインフルエンサーが愛と癒しをばら撒く、ほっこりバラ色スローライフ!