著者 : 加納一朗
日本推理作家協会賞受賞作家 傑作短編集(4) 妖異日本推理作家協会賞受賞作家 傑作短編集(4) 妖異
妻が旅行で不在のあいだ、実家に戻った作家が、犬の散歩の際に訪れた河原で、のっぺらぼうの奇妙な人形を拾う(「人形」)。小さな箱を携え、エーゲ海の船旅に参加した男が、いけすかないアベックの殺害を企てる(「エーゲ海の殺人」)など、歴史ある日本推理作家協会賞を受賞し、ミステリー界が誇る作家六名による、奇異で妖しい物語を収録した珠玉作短編集シリーズ第四弾。
デスレスデスレス
不吉な霧が町を被うとき“不死の兵士”の影がうごめく。改造された女に残されたのは復讐と憎悪の本能だけであった。バスタブに浮ぶ死者。ルシファー3号の謎。町を支配する組織とはなにか。戦慄のサイコホラー。
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