著者 : 勝田文
“猫の町"谷中にたたずむ“びんづめ専門カフェ"では、今日も英国人店主がとっておきのひと品をご用意しております。 谷中に住む女子大生の紬は、近所で“びんづめ専門カフェ"を営む英国人セドリックと知り合い、彼の義理の息子・武流の家庭教師として店に出入りすることに。 ある日、谷中商店街で「谷中七福猫」として観光客に人気の猫の置物が盗まれた。 同じ頃、武流の飼い猫がいなくなり、紬たちは商店街中を探し回る。 ようやく猫の居場所をつきとめたものの、猫を取り返す代わりに紬たちは「昔、外国人の奥様にごちそうになった甘い麦茶」を再現しなくてはならなくなった。 試行錯誤の末、セドリックが見つけた答えとは…!? 【谷中びんづめカフェ竹善シリーズ既刊・好評発売中】 人見知りでコミュ障の女子大生、紬は、唯一の趣味である手芸のために、日暮里繊維街に近い谷中でひとり暮らしをしている。 実家の母から送られてくる大量の野菜を持てあまし、こっそり捨てようとしたところを、通りすがりの英国人男性にとがめられ、彼の営む“びんづめ専門カフェ"に連行された。 そこで紬は、野菜たちが保存食として生まれ変わるのを見て感動し…!? 人付き合いの不器用な紬、セドリック、武流が織りなす、おいしい下町人情物語。
コミュ障女子大生が「保存食専門カフェ」を営む英国人店主とその息子と織りなす、ほっこりおいしい人情ストーリー! 「猫の町」谷中に住む女子大生、紬。趣味は手芸、人間関係が苦手で大学ではぼっち気味。 ある日、故郷の母親から送られてくる大量の野菜に困り果て、こっそり捨てようとしたところ、謎の英国人男性にとがめられる。 彼はそのまま紬を自分のカフェに連れていき、あっという間に野菜を「びんづめ保存食」に生まれ変わらせた。 谷中で「びんづめカフェ」を営むセドリックは、血のつながらない息子の武流と二人暮らし。 なりゆきで、小学校不登校中の武流の家庭教師をすることになった紬は、さまざまな出来事に遭遇しながらも、 セドリックの作るびんづめたちに癒されながら少しづつ心を開いていく…。