著者 : 十山六季
氷を溶かす魔法 孤高の王子と慈愛の宝珠氷を溶かす魔法 孤高の王子と慈愛の宝珠
下級文官の柳弦は、宮中で氷の美貌と噂の王族・玲侑のあまりの顔色の悪さを見かねて、無意識のうちに癒しの力を使ってしまう。その力を見込まれて玲侑の許に日参するよう命じられるが、その“癒し”は、玲侑の強すぎる魔力と、真逆の性質を持つ柳弦の魔力の相性が為す“奇跡の業”であった。ならば直接魔力供給しようと、次第に柳弦への接触と執着を深めてくる玲侑だが、柳弦は自身の体に異変が起きていることに気づきー。
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