著者 : 南澤径
怪ほどき屋(ほどけぬ業の毛糸玉)怪ほどき屋(ほどけぬ業の毛糸玉)
あらゆる霊や怪を引き寄せてしまう多賀宮善が、通称「ほどき屋」の奈旬一郎に気に入られ、やむなく共に仕事をする羽目になった。奈と彼の秘書・雪緒の関係が気になる多賀宮は、ひょんなことから雪緒の記憶の中へと潜り、ふたりの秘密の過去を覗き見てしまう(「南天香水」)。他に、単独で仕事の依頼を受けた多賀宮の災難(「緋の鳥居 銀のしっぽ」)、ほどき屋と結え師の真髄に迫る物語(「薄闇やぐら」)を収録した、シリーズ第3弾!
怪ほどき屋(からむ因果の糸車)怪ほどき屋(からむ因果の糸車)
怪がらみのトラブルを解決する通称「ほどき屋」の奈旬一郎と秘書の雪緒。この謎多きふたりと行動を共にするようになった素行不良霊能者・多賀宮善の前に、「珠」と呼ばれる家宝を怪物に盗まれたと訴える双子の美人姉妹が現れて…(「怪物に捧げる狂想曲」)。他に、神出鬼没の獣のストーカーにおびえる女性の依頼人(「憑きまとう牙」)、火災現場で目撃される焼け焦げた亡者の真実(「朱色の街」)を収録した痛快オカルトミステリー第2弾!
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