著者 : 古家和尚
明日の約束<下巻>明日の約束<下巻>
スクールカウンセラーとして、日々生徒の悩みに寄り添う日向は、自身も母親の過干渉に苦しみ続けていた。そして、不可解な死を遂げた生徒・吉岡圭吾の母もまた、自身の母と重なるような“毒親”だった。恋人の突然の暴力、“毒親”との対峙、同僚教師の恐ろしい闇…幾多の苦しみを乗り越え、日向は、この事件にかかわったすべての人に語りかける。“耐えて、心が壊れて、命を失ってしまったら、なんの意味もないんです。つらかったら、逃げてください。生きることから逃げさえしなければ…生きていれば、人はやり直せるから”学校や家族を取り巻く現代の闇に切り込んだ重厚ミステリー、感動のクライマックス!
明日の約束<上巻>明日の約束<上巻>
スクールカウンセラーの藍沢日向は、ある日の夜、不登校の男子生徒から「先生のことが好きになりました」と告白される。翌日、彼は不可解な死を遂げ…。誰が彼を死なせたのか?彼がいなくなった世界で、“犯人探し”が始まり、クラスや部活動でのトラブル、過去の不穏な交友関係など、彼の“闇”が次々と明らかに。さらに、彼の母親は、自らの母親と重なるような“毒親”だったー。
PREV1NEXT