著者 : 吉村夜
デモンズパーティーデモンズパーティー
第三次世界大戦から数十年が経ち、戦禍が癒えぬままの西暦2116年。東京は、かつての栄華の影すら残らない悪徳の魔都に成り果てていた。過去の体験から「悪人」を激しく憎む捜査官・高峯倫は、ある日、都内で秘密裏に開催される謎のコスプレ集団の集会への潜入を命じられる。だが、それは街にはびこる悪党たちをゲーム感覚で殺す、巨悪たちの殺戮の饗宴=「デモンズパーティー」への参加を意味していた。ニンジャ、ピエロ、パンプキン…その頂点に君臨する残忍な異形の巨悪たちとの遭遇が、倫の中で燻っていた悪に対する「何か」を変えていく…。
くちなわ剣風帖(二) 鯰の鳴動くちなわ剣風帖(二) 鯰の鳴動
大川沿いの幽霊桜で、斬殺された女の骸から阿芙蓉の粉(阿片)が見つかる。事件に行き遇った剣鬼・朽縄真蔵と、事件を追う同心・釜口右衛門。やがて二人が対峙するのは、江戸の闇に躍る魍魎の如き巨悪だった!
くちなわ剣風帖(一) 蝦蟇と大蛇くちなわ剣風帖(一) 蝦蟇と大蛇
顔は不細工だが心は錦の腕利き同心・釜口右衛門は、悪徳与力から「真剣試合の出場者として凄腕の人斬りを捜せ」との無理難題を押しつけられる。暗黒街のつてを頼って、彼は美貌の剣鬼・朽縄真蔵と出会う!
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