著者 : 唯月一
妖魔の司野と迎える初めてのクリスマス…。彼の下僕である予備校生、正路は、二人でささやかなお祝いをしようと張りきっていた。ところが、そんな正路の前に、司野の宿敵、カギロイがふたたび…。彼のもとに来ないかという誘いを突っぱねるや、なんと正路は5歳児の体にされてしまった。この呪を解かないことには、毎週恒例の“司野の餌になること”もできず…。お待ちかね!妖僕シリーズ、甘切なくドキドキの第5弾。
不思議な骨董店・忘暁堂を営む美形妖魔、司野とその下僕兼餌の正路。元店主夫人が倒れたという知らせに、急遽、見舞いに駆けつけた二人は、その帰り道、京都へと足を伸ばす。そこは千年前、司野が主である陰陽師・辰冬と暮らした都ー二人は謎めいた美貌の雅楽師、カギロイと出会う。彼こそは司野の宿敵妖魔、陽炎だった。司野と正路…二人の愛のヒートウェーブが妖都に弾ける!大人気「妖魔」シリーズ第4弾。
骨董屋を営む美形妖魔の司野とそのバイト兼下僕の浪人生、正路ー命の恩人である司野とともに「霊力」を高める修業をしつつ、正路は“お食事”つまり身体を提供する…。そんな奇妙な共同生活を送る二人の店が、女子高生の間で、『無愛想だけどかっこいい店主が、幸運のアイテムを売ってくれる』と密かに評判に…。ある日、一人の女性記者が取材の依頼に訪れたのだが、それが思わぬ展開となり…。大好評!シリーズ第2弾。
人生最悪の日ー大学入試に落ちたあげくバイト先もクビ、そのうえ帰り道に轢き逃げにあい、今まさに死出の旅へと…。そんな浪人生、正路の命を救ったのは、骨董屋を営む超絶美形の妖魔、司野だった。「これほど旨い血の持ち主はそうはいない。それにお前の『気』も悪くない」…などと言われ、正路は命と引き換えに司野の忠実な「下僕」となり「餌」となる誓いをさせられるのだが…。ドキドキラブ書き下ろし。