著者 : 土屋隆夫
日本推理作家協会賞受賞作家 傑作短編集(7)刑事の矜持日本推理作家協会賞受賞作家 傑作短編集(7)刑事の矜持
組織人としての苦悩を抱えながらも、ひとたび事件が起これば、矜持を胸に執念深く犯人を追い詰めていく。そんな名刑事たちの物語を、たっぷりお楽しみあれ。歴史ある日本推理作家協会賞を受賞し、ミステリー界が誇る作家六名が生み出した名刑事たちの活躍を収録した珠玉作短編集シリーズ第七弾。
天国は遠すぎる天国は遠すぎる
長野県で起きた少女の服毒自殺。遺書に残されていた死を誘う歌として世間に話題をまいた“天国は遠すぎる”の歌詞!?そして少女の死の翌日、汚職容疑をかけられた県の土木課長が失踪、その後、千曲川の大正橋の下で絞殺死体となって発見された。少女の自殺に不審を抱いた久野刑事の執拗な捜査で現われた、二つの事件の意外な接点。そして重大容疑者が浮かびあがった。だが、その人物には鉄壁のアリバイが!
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