著者 : 土田健太
織田信長の長子、帯刀。彼は、母の身分が低すぎて生まれながらに家を継げない“幻の長男”だった。帯刀は、弟たちの家臣として、織田家のため、家族のために生きることを誓い、戦い続ける。いよいよ日本統一へ向けて帯刀は…。織田家は将軍義昭との対決を決意するー。決戦の舞台は“本能寺”!!圧倒的熱量で駆け抜ける戦国IFエンタメの決定版!!
織田信長の長子、帯刀。彼は母の身分が低すぎて生まれながらに家を継げない“幻の長男”だった。帯刀は、弟たちの家臣として、織田家のため、家族のために生きることを誓い、戦い続ける。戦国最後の合戦場は川中島!!立ちふさがるは越後の軍神『上杉謙信』混沌と化した戦場で帯刀に最後にして最大の危機が!!!圧倒的熱量で駆け抜ける戦国IFエンタメついに最終巻!!
織田信正、またの名を村井重勝。通称帯刀。織田信長の長子として一部の史料にのみ名を残し、しかしその実在は確認されていない“幻の長男”である。家督を奪い取ろうなどという野望をもたない帯刀は、父を、織田家を、弟勘九郎を支え、縦横無尽に活躍する。しかし運命は非情な報せを彼に届ける。-織田信長暗殺、という報せを。
織田信正ー通称帯刀。一部の史料にしか名を残さず、一般的にはその存在を認められていない織田信長の“幻の長男”である。弟の家臣として生きることを選び、村井重勝と名を変えた彼は、戦場で、内政で、獅子奮迅の活躍。織田家は再び、攻勢にでた。存在しないはずの“幻の長男”は、日本の運命を大きく変えていくー!!“本能寺の変”が起こる天正十年まで、あと十二年。
織田信正、通称帯刀。織田信長の庶子とされ、ごくわずかな史料にのみ名を残す彼は、一般的にはその存在を認められていない、“幻の長男”である。帯刀は、その知力と、母から与えられる謎の知識で、織田家の勢力拡大を後押しし、信長の上洛を“一年早めた”。そして朝倉家、仏教勢力との戦端が相次いで開かれる。彼は織田家に待ち受ける運命を変えられるのかー?