小説むすび | 著者 : 壱岐津礼

著者 : 壱岐津礼

暗夜にぞ輝けり〜暗黒星奇譚暗夜にぞ輝けり〜暗黒星奇譚

吸血鬼が狙った娘は、異界の神の花嫁だったーー 地球規模の大災害を生き延びた愛理。 ボストンの地下鉄で近づいてきた女性は、実は数百年を生きる吸血鬼だった。 だが一方、愛理は、異界の神ヨグ=ソトースに魅入られている存在でもあったーー 〜〜〜〜〜 喪われたはずの鳥は戻ってきた。 魔性と同じ名を背負って。 〜〜〜〜〜 新星が贈る現代クトゥルフ! 短編「望郷」を併録! ================= 現代に近しい未来、地球規模の未曾有の大災害が起きた。 アメリカ東海岸でその災害を体験し、生き延びた愛理は、 復興に向かおうとするボストンの地下鉄で 謎めいた黒衣の女性と出会う。 エリと名乗ったその女性は実は数百年を生きる吸血鬼だった。 相手の正体を知らずに、エリとの親交を深めてゆく愛理だが、 一方、生まれた時から異界の神に魅入られていた存在でもあった。 愛理を巡る、異界の神と女性吸血鬼との争いが始まるーー ================= ーーーーーーーーー ◎目次 暗夜にぞ輝けり〜暗黒星奇譚 ・第一章 鳥啼く夜に ・第二章 虹を望みて ・第三章 レッドライン ・第四章 王なき海辺の王国で ・第五章 薔薇、病めり ・第六章 血の記憶 ・第七章 夜来る ・第八章 暗夜にぞ輝けり 望郷 あとがき ーーーーーーーーー ◎壱岐津礼によるクトゥルフ作品 「かくも親しき死よ〜天鳥舟奇譚」好評発売中! 暗夜にぞ輝けり〜暗黒星奇譚 ・第一章 鳥啼く夜に ・第二章 虹を望みて ・第三章 レッドライン ・第四章 王なき海辺の王国で ・第五章 薔薇、病めり ・第六章 血の記憶 ・第七章 夜来る ・第八章 暗夜にぞ輝けり 望郷 あとがき

かくも親しき死よ〜天鳥舟(あまのとりふね)奇譚かくも親しき死よ〜天鳥舟(あまのとりふね)奇譚

クトゥルフ vs 地球の神々 新星が贈る現代伝奇ホラー! クトゥルフの世界に、あらたな物語が開く! 大いなるクトゥルフの復活を予期し、 人間を器として使い、迎え討とうとする神々。 ごく普通の大学生活を送っていた若者たちの日常が、 邪神と神との戦いの場に変貌したーー! 「この計画の眼目は、死の女神をして大クトゥルフを斃(たお)さしめること、永久(とこしえ)に葬ることにある」 ===== 星辰は巡り、大いなるクトゥルフが復活しようとしていた。 それを予期し、迎え討とうとする神々。 だが、この地球上で大クトゥルフやその眷属と戦うためには、 自分たちの器となる人間=依童が必要だったーー ごく普通の大学生活を送っていた若者たち。 その日常が、邪神と神との戦いの場に変貌した。 クトゥルフと神々の戦いの行方は? そして依代として巻き込まれ翻弄される若者たちの運命は……?! “ようやく俺のもとにたどり着いたな。俺の器よ。” ===== 「愛(うつく)しき我が夫(せ)の君」 少女が口を開いた。鈴の音(ね)の声で。 女神が言葉を発した。黄泉の響きで。 「我は現(うつ)し世には戻れぬ。なれば夫の君、汝が我がもとにお越しあれ」

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