著者 : 夏にコタツ
「イリアさんは、どうして受付嬢になったんですか?」ギルド連合リュネヴィル支部の一室。そこで採用面接を行っていたイリアは、応募者から自身の志望動機を訊ねられる。その質問に「住み込みで働けたからですよ」、と答えるイリア。嘘ではない。だが、もちろんそれだけが理由であるはずもなくー。最強の受付嬢が、受付嬢になるまでの物語。「小説家になろう」発の大人気シリーズ、ついに完結!
竜神の子・ハクの飛行練習も兼ねて、イリアは大海原の上を飛ぶ。目指すは、白き砂浜と透明な海に囲まれた人魚の島。到着するやいなや、人魚たちの大歓迎を受ける二人。そしてイリアは、かつて旅をともにした仲間、セイレンと再会する。歓迎の宴の中、セイレンはイリアとの思い出を語っていくのだがー。最強の受付嬢が出会ったのは、美しき人魚とツンデレお嬢様!?「小説家になろう」発の大人気シリーズ、待望の第六弾!
使徒との騒動が片付いたある日のこと。イリアとハクは、街の外を進む馬車の中にいた。石畳から顔を覗かせる草花や、なだらかな丘陵。初めて街を出たハクは、美しい景色の数々に目を輝かせていた。そんなハクはイリアに、彼女が初めて街の外に出た時のことを尋ねる。楽しい思い出話を期待したハク。しかし、イリアの答えは予想外のものでー。生まれ故郷であるエルフの里で、かつてのイリアが目にした壮絶な真実、そして待ち受ける、切なすぎる別れとは。「小説家になろう」発の大人気シリーズ、待望の新ストーリー!
才色兼備な元オトコの受付嬢、イリア・シュルツ。彼女は今日もギルド連合リュネヴィル支部で忙しく働いていた。魔物の襲撃という予期せぬ事態に見舞われた闘技場竣工祭から、早数日。イリアは支部長であるフランクとともに、ラトヴェスター教の司祭・ベルナルトと教徒のソフィアの挨拶を受ける。ソフィアとの懐かしい再会に喜ぶイリア。しかし、横に立つベルナルトは、なぜか邪神にとり憑かれていてー。「小説家になろう」発、異世界お仕事ファンタジー待望の本編第三弾。