著者 : 夜光花
魔を祓う力を持つ討魔師の慶次と恋人の有生は、ようやく同棲することに。久しぶりに一緒に仕事も行い、喜ぶ有生。四六時中一緒にいるせいか、いちゃいちゃラブラブすることも多いが、ケンカも絶えなくて…!!その上、有生が同居ルールに「他の人としゃべっちゃ駄目!」と言い出す始末。そんな嫉妬深い有生が、最近なぜか眠ってばかりいる。さらに高熱を出し始め、心配した慶次は必死で看病するが…。しかも謎めいた教団や、有生の力を欲しがる敵の一族・井伊家に、慶次が狙われて!?
ノアが大好きだけど、闇の血族としての彼の本能を疎ましく思ってしまうマホロ。アルフレッド陛下からマホロを守るため、ナターシャ王女殿下と婚約したノア。惹かれ合いながらも、ふたりは身動きできなくなっていた。そんななか、反乱者たちは不穏な事件を起こし、アリシア妃もまた陰謀を張り巡らせる。闇の血族の憎悪と対立を生んだこの世界を自分なら変えることができる…選ばれた光の血族の子として、マホロが選んだのはー…血族シリーズ、ついに完結!!
囚われの身となったジークフリートを守るため、マホロはアルフレッド陛下の絶対服従の呪法を受け入れた。この先、アルフレッドが死なない限り、マホロは命令に絶対に逆らえない立場になったのだ。このことはノアに知られてはいけない!秘密を抱えたまま、マホロは奇跡を起こす聖者として王命に従い巡礼地を巡り、熱狂的に歓迎されるようになる。護衛として帯同するノアだが、徐々にマホロの態度に不審を覚えるようになっていく。闇の血族と光の血族ー。惹かれながらも、激しく反発して!?
魔を祓う力を持つ討魔師となった慶次は、恋人兼相棒の有生とバディを解消し、別々の相手と組んで仕事をする日々。だが2人の交際は順調で、人目を憚らずキスされたりとラブラブだけど、未だに慶次の家族の反対で同棲できない。ある日、慶次が憧れる有生の兄・耀司に子狼を預かってほしいと頼まれる。見習い眷属の子狼を全力子育てすることを約束した慶次。そして子育て中に慶次が新しい隣人と仲良くしていることが面白くない有生。そんな時、有生の能力が欲しい敵の一族の魔の手が…!?
魔を祓う力を持つ討魔師となった慶次は、恋人兼相棒の有生とバディを解消し、別々の相手と組んで仕事をする日々。他人となかなか相容れないはずの有生が新バディの嬰子と上手くいっていることに慶次はなぜかモヤモヤする。そんな時、親戚の和葉に、敵対する一族・井伊家から逃げ出した直純を助けてほしいと依頼される。通常の依頼とは別なので久しぶりに一緒に行動できることに嬉しさを隠せない2人。しかも道中、隙あらば慶次にエロいことを仕掛けてくる有生の愛が重すぎて…!?