著者 : 嬉野秋彦
“ひだまりの館”に密かに依頼される魔物絡みの仕事サポートにも慣れ、やりがいさえも感じるようになっていたユンカース。危険な仕事についてザッキのやる気を焚きつけていたある日、その会話を視察に来ていた王女様に聞かれてしまう。しかも王女様は盗賊退治の現場を見たいと貴族達をそそのかし王宮を抜け出して、盗賊達に捕まってしまった!王宮の尊厳を揺るがしかねない事態なうえ、盗賊団は妙に連携がとれていて騎士団ですらも太刀打ちできない可能性がある。そんななか王女救出に選ばれたのは、やはりザッキ達でー!?最強の“技術”を持つアラフィフ勇者パーティと、平凡な青年のレジェンドストーリー第2弾!!
ホルムの街の混乱に乗じて暗躍する公子、不穏な動きを見せる神殿ーついに少女たちが戦いの火蓋を切る!!古代帝国復活を目論む皇帝の亡霊を少女騎士ウェンドリンは討ち倒せるのか!?剣と魔法、洞窟探索、魔物討伐ー正統派ハイファンタジーRPG小説版、完結!!
コネも金もなく王都で仕事にも就けずにいた青年ビム・ユンカースを拾ったのは、“ひだまりの館”に勤める美女ブルーベルだった。同僚は美女、仕事内容は魔王大戦後、失われつつある“技術”をもった老人たちに仕事を斡旋すること。その中でユンカースの役割は老人たちの仕事を補佐することだったが、彼が同道することになるメンバーはかつて魔王を倒した勇者、魔女、賢者のパーティだった!それゆえ斡旋される仕事も、現役騎士団すらも太刀打ちできないであろう魔物退治ばかりでー!?一癖も二癖もあるけれど、最強の“技術”を持つアラフィフ勇者パーティと、平凡な青年のレジェンドストーリー!!
何者かの声に誘われて入った洞窟で遺跡を発見した、ホルム伯カムールの娘ウェンドリン。新たな遺跡の噂を聞いた冒険者たちでホルムの町は賑わう一方、遺跡では彼らが次々と魔物に襲われて魔物化してしまう事態が続発していた。旺盛な知識欲で遺跡を研究する女神官テレージャは、遺跡に棲む太古の皇帝の存在と、被害拡大を防ぐには皇帝を倒す必要があることを見抜き、探索監督のため直々に姿を現した大公の息子テオルの動きにも警戒を寄せる。ウェンドリンはテレージャや幼馴染の少女ネル、彼女に想いを寄せる若き騎士アルソンとともに、皇帝討伐のため再び洞窟の奥へと足を踏み入れた。魔物たちの攻撃をかいくぐり、ついに皇帝に対峙した一行。熾烈を極める争いののち、再び聞こえる謎の声。いったい何者なのか?不可解な動きを見せるテオルの真意とは?
時は17世紀。悠久の中国大陸を旅する美少女ふたりー年若き道士レイレイと、その双子の姉リンリン。そんなふたりが立ち寄った山奥の寒村には、血の臭いの混じった妖しい風が吹きすさんでいた。母の魂を救うべく立ち上がったレイレイとリンリンに、闇の魔人たちが迫りくる。ルーフー、ユン、そして、その先に待ち構える最強の敵とは一体…。哀しき宿命を背負ったふたりの闘いが、今まさに始まろうとしていたー。
紅い月の夜、暇を持て余したサキュバスのモリガンが、こっそり東京の街にやってきた。ひょんなことから知り合った、神村麻紀江と楽しいひとときをおくっていたが…、麻紀江の極上な血を求める影が一人。二人のダークストーカーによる激しい格闘が炸裂。妖艶乱舞のモリガンは、はたしてこの強敵に勝てるのか。そして、麻紀江を無事救えるのか。モリガンの妖しい魅力が満載されたモリガンによる、モリガンのための小説。