著者 : 宮西建礼
銀河風帆走銀河風帆走
ぼくらは星々を越えて飛ぶ。 人類の存続を賭けて。 別の銀河をめざす宇宙船たちを襲う 試練を描く表題作をはじめ ハードSFの俊英が放つ第一短編集 第四回創元SF短編賞受賞作収録 人類の存続を賭けて恒星間宇宙を飛ぶ、人格を持った宇宙船たちを襲う緊急事態(銀河風帆走)、地球に衝突するコースをとった小惑星の軌道をそらす計画に挑む高校生たち(もしもぼくらが生まれていたら)、史上初の恒星間宇宙船同士による“決闘”の行方(星海に没す)……第4回創元SF短編賞を受賞した表題作をはじめ、書き下ろし1編を含む計5編を収録した、日本SF新時代の旗手が放つ瑞々しい感性に満ちた第一短編集。 ■収録作品 「もしもぼくらが生まれていたら」 地球に衝突する小惑星の軌道を逸らす計画に挑む高校生たち 「されど星は流れる」 パンデミックの最中に系外流星を観測しようとする天文部の挑戦 「冬にあらがう」 破局的噴火がもたらす食料枯渇に化学部の二人+AIが立ち向かう 「星海に没す」(書き下ろし) 史上初の恒星間宇宙船同士による“一騎討ち”の行方
宙を数える 書き下ろし宇宙SFアンソロジー宙を数える 書き下ろし宇宙SFアンソロジー
創元SF短編賞正賞・優秀賞(佳作)受賞者が勢揃い。〈宇宙編〉では高山羽根子(第一回佳作)、酉島伝法(第二回正賞)、理山貞二(第三回正賞)、オキシタケヒコ(第三回優秀賞)、宮西建礼(第四回正賞)、宮澤伊織(第六回正賞)の六名が競演。遙か彼方の惑星で繁栄する摩訶不思議な生態系、航行中の宇宙船で起こる連続殺人、奇妙な異星人たちとの行商遠征ーー“東京創元社生まれ”の気鋭・新鋭作家たちが贈るアンソロジー。
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