著者 : 富樫倫太郎
Musashi!(巻之2)Musashi!(巻之2)
「四人の騎士」を探して旅に出た武蔵たちが出会った、異国人の少女・ルチア。一方、太閤秀吉暗殺を狙って、大坂城に忍び込んだ石川五右衛門を驚愕させた、少年忍者・児雷也。奇縁に導かれ、一行は西へ向かう!秀吉のキリスト教弾圧政策が苛烈さを増すなか、武蔵は四人の騎士の手がかりを得ることができるのか!?壮大なる伝奇巨編、衝撃の第二弾。
蟻地獄蟻地獄
女のために盗賊から足を洗おうと、心に誓う男。男が愛したのは、何一つ真実を知らない女。やがてそれが劫火となり、すべてを焼き尽くす運命になるとは知らずに-。最後の稼ぎに、江戸屈指の大店へ襲いかかる男、そして賊ども!その先に待つのは、やはり破滅なのか…。鬼才・富樫倫太郎が放つ大江戸暗黒時代小説。
Musashi!(巻之1)Musashi!(巻之1)
弁之助は心の中で大蜘蛛に叫んだ。その願いが聞き届けられた時、最愛の女が骸となるとも知らずに…!十三歳の少年・宮本弁之助が疾走する。初めて恋仲となった少女・綾のために、攫われた弟を救うために、そして己の呪われた宿命を知るために!!壮大なる剣豪伝奇ロマン、怒涛の開幕。
女郎蜘蛛女郎蜘蛛
比類なき大江戸暗黒小説。鬼才・富樫倫太郎の渾身作、ついに登場!時代小説の面白さの軸をなすのは熱気と筋立てである。破天荒と緊張とリアリティの三つが融合して燃え盛っている。どの登場人物にも火がある。その連続の爆発が心地好い。これに眩暈を覚えない読者は一人もいないだろう。