著者 : 富野由悠季
連邦軍の罠にはまり、撤退・逃亡を余儀なくされたディーン・ウェストは、元ナインテイルズのメンバーが潜む砂漠の秘密基地に逃げ込む。そんな折、コロニー『アガルタ』に異変が起きる。ネイのため、そしてコロニー『アガルタ』のすべての住民たちのため、ディーンは立ち上がりマサたちと合流、HLVで宇宙に上がる。しかし、そこに待ち受けていたのは、あの一年戦争の伝説的モビルスーツ、ガンダムだった!!果たしてコロニー『アガルタ』の運命は!?そして本当の黒幕は誰なのか!?ガンダムオリジナルストーリーついに完結!!
一年戦争終結後、元ジオン兵のディーン・ウエストは、相棒のマサ・オーカー、謎の美女マリー・マルタンと共に、モビルスーツを使った非合法な“仕事”を請け負う金儲けに精を出していた。愛機は「MS-06G 陸戦高機動型ザク」。確かな性能を持ちながら、グフの採用によって50機程度しか生産されなかった機体だ。終戦の混乱に乗じて不正をはたらく連邦軍兵士から、頑強に抵抗を続けるジオンの敗残兵まで、依頼があれば相手の素性は関係なく“ぶっ潰しに”行く。…そしてそこには、一年戦争を戦い抜いてきた古強者のモビルスーツたちが、待ち構えているのである。一年戦争終結後の地球を舞台に、大河原邦男氏の描くMSが繰り広げる激戦。
リリーナに近づくため、火星連邦の部隊に捕捉されたヒイロたち。彼らを救出すべく、リリーナ・シティに向かったW教授、デュオ、フォボスはその途中で、火星連邦のナイナ、ミル、カトリーヌの操る有人型マーズスーツとラナグリン共和国が送り込んだビルゴの上陸部隊との戦闘に遭遇する。完全平和主義を謳う一国の危機に直面したW教授らの取った行動とはー!?『P・P・P』発動の時を描いた「プリベンター5」後編も収録。激震の第7巻。
アーガマの増援として、ラーディッシュと行動をともにするヴァンらデルフォイの面々。そこにアーネストとロスヴァイセのガブスレイが襲い掛かる。再調整を受けたロスヴァイセは恐るべき力を発揮し、ルシアンらMS隊に大打撃を与えた。一方ヴァンは、アーネストとの戦いの最中、ダニカがコンペイトウにいると知らされる。そして一ヶ月後、ティターンズの拠点であるコンペイトウ攻略作戦が発令。デルフォイもその作戦に参加する。ヴァンはダニカを救出できるのではないかと気が逸る。だがそんなヴァンの前に、新型MA“ラクシャサ”を駆るバーダー少佐が立ちはだかる。
“魔法使い”で追撃してくるデュオに対してナイナは火星連邦軍第909特殊独立戦隊を発進させる。そこへカトリーヌの操る“プロメテウス”も加わり、戦闘は激化する。AC197年、サンクキングダム城が占拠され人質となったリリーナ救出のためにヒイロたち5人が活躍する、幻の「プリベンター5」も収録。
ジャンク屋のロウ・ギュールの前に現れた新たな敵『ライブラリアン』。彼らは、世界中のあらゆるデータを集めていた。独自の強化改造を施したモビルスーツを駆る組織のパイロットたちは、かつてアストレイと関わり死んでいった者たちであった。ギナ、蘊奥、ヴェイア、そしてプレア。コズミック・イラの世界の裏で新たに広がる戦いの渦。ミナの依頼を受けた傭兵部隊サーペントテールの叢雲劾も参戦、戦いは加速する!シリーズに登場したキャラクターが総出演し、これまでにない壮大なドラマが繰り広げられる。追加エピソードとして、ときた洸一による描き下ろしコミックを特別収録。さらに表題作に加え、単行本未収録作品の『ファントムペインレポート』と『オーブの女神』、未発表作品だった『天空の宣言』を、それぞれ初収録。
流浪の騎士・タウラッドに敗北したガーゼィの聖戦士クリスの姿は、メトメウス族の者たちを失望させてしまった。やはり予備校生が、救国の騎士として戦うことに無理があったのか。しばらくはこの世界から出られそうにないと覚悟したクリスは、この時代の戦術を学ぶことからはじめようとするのだが…。好評のシリーズ第3弾。
異世界“バイストン・ウェル”へと不幸にして召喚されてしまった、現代っ子の主人公・千秋クリストファ。流浪の民メトメウス族から伝説の聖戦士“ガーゼィの翼”として期待と不安を一身に背負わされ、自分なりに、なんとかがんばってはみたものの、やはり現実は厳しかった。「これからどうしよう」と嘆く彼を無視するかのように、さらに過酷な世界が待ち受ける第2巻が登場。
バイストン・ウェル…それは、現し世とは違った別世界。自分たちに夢と希望と与えてくれると、現世に生を受けし者たちのだれもが、想いをいだく、異なる世界。だが、それは、現世に生きる者たちの甘美な夢と幻想でしかなかった。そのことを、彼、主人公・千秋クリストファは、この本を手にとる者に語り伝えてくれるだろう。いま、ここに、新たなオーラロードの扉が開かれる。