著者 : 小田ヒロ
伯爵令嬢ミアは、ライオンに変身する能力を買われて幼い王女の護衛に任命される。王女を怖がらせないよう赤ちゃんライオンの姿で「猫」と誤魔化しつつ、充実した護衛(ペット)生活を過ごすミア。だけど人間の姿で休暇中に、公爵令息アレキサンダーに遭遇。彼は王女の年の離れた婚約者で、ミアをただの猫ではないと怪しむ唯一の存在だった。身バレ回避のために素っ気なくすると、逆に興味を持たれてしまい!? 押しの強い彼に根負けして、素性を隠して交流を続けることに。後ろめたさを感じつつも、王宮とは異なる気さくな雰囲気の彼にドキドキするミア。しかし王女を狙う刺客が現れ、戦闘中にアレキサンダーの前で変身が解けてしまいーー
子ドラゴンのエメルに背中を押され、因縁の人物や場所を少しずつ克服しているクロエ、十五歳です。 ところがある日、ローゼンバルクに不仲の弟アーシェルがやってきて困惑。 しかも〈火魔法〉のはずの弟が抱える秘密が、大神殿を巻き込む大騒動を起こすことになるなんて! さらに学校では、一度目の人生で私が投獄された元凶・サザーランド教授とついに出会ってしまい!? 様々な出来事に心揺れながらも立ち向かう、全てとの決着。 そして、辿り着く驚きの真実(ループした理由)とはーー?
子ドラゴンのエメルとダンジョンに潜ったり、新しい薬を作ったりして二度目の人生をのびのびと過ごしているクロエ、十一歳になりました! 今回の人生でもついに王都の学校へ通うことになったのだけど、もう『しょぼい草魔法』なんて言われないはずだから大丈夫。 そう思っていたら今度は逆に、国随一の製薬技術を持つがゆえにいろんな人から狙われちゃっているみたいです!? さらに、一度目の人生の元婚約者で因縁の相手、ドミニク殿下と予期せず出会ってしまい……!?
適性が『草魔法』ゆえに蔑まれ、王子から婚約破棄され悪役に仕立てられ、侯爵令嬢クロエは獄死した。 ーーはずなのに、気がつけば五歳に時が戻っていた! しかもレベルMAXのままだと気づいたことをきっかけに、クロエは「今度こそ自分らしく生きる」と決意し、辺境暮らしをスタート! そこでは祖父と義兄、領民たちに囲まれる温かな日々。 ひょんなことからドラゴン育てをすることにもなったり。 さらにクロエは草魔法を最大限に活かして新薬まで作り出しーー!?
モブだったはずの第一王子に命を狙われ、一人で冒険に出た転生令嬢セレフィオーネ。 もふもふな聖獣・ルーと無事に再会した後日、おばあ様の命が危ないという連絡が! なんとこの世界のヒロインから呪われて、瀕死の状態らしい。 しかも第一王子とヒロインが組んで、セレフィオーネの領地へ乗り込むつもりだなんて! 「私は、悪役令嬢という自分の運命になんか負けない!」 大切な仲間を守るために、ずっと避けてきたヒロインと直接対決をすることになるがーー!?
聖獣・ルーと契約し、物語のルートから外れた人生を歩むセレフィオーネ。「うまくいけば悪役回避かも?」と思っていたが、想定外の天敵登場。モブだったはずの第一王子に、なぜか命を狙われてしまう。しかも北の四天・玄武を使役しているなんて!危機に陥ったセレフィオーネは、急遽異国で冒険者を始めることに。精霊・ミユが仲間になったけれど、ルーとは離れ離れになってしまい…!?「絶対にルーと再会してみせる!」もふもふ仲間がさらに集まる第2巻!
モフモフで最強の聖獣・ルーに出会ったある日、伯爵令嬢セレフィオーネは自分が元日本人のアラサー女子であることを思い出す。 「異世界転生、しかも私が悪役令嬢ーー!?」 チートな魔力がバレたら破滅エンド確定。 ところが逆に魔力を好まれてルーとうっかり『契約』してしまう。 このままだとヤバい、ならば鍛錬をして冒険者を目指しちゃえ! チートを隠してギルドの仕事を請け始めたセレだが、まさかのヒロインと遭遇してルーを奪われそうになってしまい……!?