著者 : 山根誠司
大江戸算法純情伝(3) 塔頭 3大江戸算法純情伝(3) 塔頭 3
寛永寺の本堂の落成を記念して、算額を奉納することになった。普請奉行から、算額作製の命を直々に受けた柏木新助は、ひと月で「魔方陣」を作らねばならなくなる。そんな折、新助は覆面男の集団に襲われている女を助ける。雪と名乗るその女から事情を聞くと、女の父親は魔方陣の大家だったが、図面を雪に託して、行方をくらましてしまったという。新助はさっそく、雪と共に父親の行方を探し始めるが…。注目のシリーズ第三弾。
大江戸算法純情伝(2) 月蝕大江戸算法純情伝(2) 月蝕
算術家として身を立てるため、「天文方」の採用試験を受けることを決意した柏木新助。与えられた課題は、ひと月後に起こるとされる月蝕の正確な予測だった。偶然再会した旧友の俊芥とともに、課題に挑むことにした新助は、北城家の庭に小屋を建てて観測機器を持ち込み、さっそく月の観測を始めるが、ボヤ騒ぎが起こるなど、何者かに妨害されてしまう。静かな感動を呼ぶ、大朝目の新鋭のシリーズ第二弾!
大江戸算法純情伝(1)茜空大江戸算法純情伝(1)茜空
槙岡藩の下級武士の息子・柏木新助は、江戸に出て一流の算術家になるのが夢。そんな新助に千載一遇の好機が巡ってきた。江戸の北条家への養子入りの話が持ち上がったのだ。勇んで江戸に出てきた新助だったが、思わぬ現実が待っていた。さまざまな事情により、養子入りの話が立ち消えになったという。北城家の「厄介者」となった新助は、算術に救いを求め、関孝和の算術塾の門を叩く。大注目の時代小説新シリーズ第一弾!
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