著者 : 山田彩人
千年ゲーム千年ゲーム
鋭人のところに、家を出て五日間連絡を絶っていた友人の結樹が持ってきたのは、噂だけで存在が疑われていたインディーゲーム「千年王国」だった。翌日、問題がないか先に調べると言ってゲームを持ち帰った担任の木内も無断欠勤をしていた。新しいディスクを持って再び現れた結樹の誘いに従い、鋭人はゲームの世界にのめり込む。ログインしたゲームの中は妙な違和感があるものの、現実と変わらない世界だった。 奇想ミステリーで鳴る山田彩人の真骨頂を堪能できる最新作!
忍者大戦 黒ノ巻忍者大戦 黒ノ巻
戦国時代には数々の合戦の舞台裏で、徳川の治世にはその政の背後で、彼らは密かに戦い続けていたー。伊賀、甲賀、軒猿…時に密命を受け、時に自らの意思で死地へと飛びこんでゆく忍者たち。秘術を尽くした激烈な死闘に息を呑み、仁義なき騙しあいに手に汗握る。本格ミステリーの手練れたちが全編新作書下ろしで贈る、謎に彩られたスーパー忍者活劇全五編!
眼鏡屋は消えた眼鏡屋は消えた
部室で目覚めると、8年間の記憶が失われ高校時代に逆戻り。どうやら母校で教師をしているらしい。おまけに親友の実綺が高二の文化祭前に亡くなっているなんて!?二人で『眼鏡屋は消えた』を上演するべく奮闘していたのに。あたしは最も苦手としていた、イケメンの元同級生・戸川涼介とともに真相を探る決意をしたが…。ハイテンションな筆致で贈る、第21回鮎川哲也賞受賞作。
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