著者 : 岸田メル
道果ての向こうの光(黄昏の花と暁の騎士)道果ての向こうの光(黄昏の花と暁の騎士)
ユーナへの抑えられない想いを自覚するアシュート。しかし、彼女が消えてしまう日は間近に迫ってきていてー。身代わり聖女の王宮ファンタジー、最高潮第3巻。
道果ての向こうの光 二人の聖女と遠い約束道果ての向こうの光 二人の聖女と遠い約束
真っ白な空間で出会った謎の光に請われるがまま、聖女シェリアスティーナの身体に入り生活することになった町娘ユーナ。シェリアスティーナの起こした過去の陰惨な事件に傷つき、反抗的だった王宮の人々は、ユーナの純粋な心に触れてゆっくりと変わっていき、ユーナも穏やかな王宮での暮らしに安らぎを感じるようになる。しかし、新たな護衛として現れた思いもよらない男の存在が、ユーナの心を揺るがしていく。シェリアスティーナに身体を返し、いずれ消えなければならないことに複雑な気持ちを抱くユーナ。己の迷いを断ち切るように、シェリアスティーナの過去を知るべく奔走するが、聖女を亡き者にしようとする反聖女派の動きも活発になってきてー。
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