著者 : 嶋田純子
小説東京アンダ-グラウンド(3)小説東京アンダ-グラウンド(3)
公司の情報を得るため、レジスタンスの拠点に立ち寄った留美奈たちは地下世界革命戦線『夏の子どもたち』のリーダー・ユウキと出会う。ユウキは、恋人・ジェイや多くの仲間を収容所から救い出す計画を立てていた。留美奈、銀之助、チェルシーも共に立ちあがるが…。
鹿鳴館の魔女鹿鳴館の魔女
「鹿鳴館には貴婦人の幽霊が出るらしい」明治三十三(1900)年、帝都・東京。担当雑誌の企画で鹿鳴館の怪談を取材することになった編集者の香月真澄は、幻想と怪奇の作家、泉鏡花に協力を求めた。ふたりの前に立ち現れる華麗なる舞踏会の幻。そして伯爵家の謎-!大好評シリーズに書き下ろし『海神幻想』を収録。
夜叉の恋路夜叉の恋路
「-世紀末、なんだそうです」ふわりと、香りの佳い紫煙が立ちのぼる。時は明治三十三年(1900年)。帝都東京を騒がす連続猟奇殺人事件-。その発端を、谷中の廃寺で起きたある出来事と睨んだ天才作家、泉鏡花。新米編集者、香月真澄とともに事件の謎に挑む!大人気シリーズに書き下ろし「水晶の夢」を加えおおくりする幻想怪奇探偵譚。
彼の甘い指彼の甘い指
和菓子屋「ふじの」にやってきたのは、天才和菓子職人、瀬川宗一郎。店の跡継ぎ息子、藤野弘明は、彼のことが気になって仕方がない。そんなある日、店主である父・和憲が事故に遭い、弘明は代理として店を切り盛りすることに…!東京は湯島を舞台に甘ーい物語をお届けします。
異神の杜異神の杜
孤児で天涯孤独の大学生梓乃は、自分の出生の秘密をもとめて卒論に「姪子神」を選ぶが、それがそもそもの事件の発端だった。吸いよせられるように、瀬戸内の孤島へむかう梓乃と恋人の勇哉。そして、そこで梓乃たちが見たものは…。日本伝奇小説の旗手・嶋田純子があざやかに、官能的に織りなす、伝奇ロマンの愛の世界。
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