幕末・北越の長岡藩で家老を務めた河井継之助は、若き日、江戸、松山、横浜で見聞を深める。そこで出会った多くの知見が、北越戦争を大きく揺さぶる。横糸にキリスト教的倫理観を織り込んで半生を描く新たな継之助像。