著者 : 憂目さと
「僕、勇者を辞めようと思ってます」「ダメです!」最強だと気づいていないS級勇者の伝説が、いま始まる!サブローは18歳のときに幼馴染みや親友たちとパーティーを組んで勇者となった。しかし彼女たちはあまりにも強すぎた。どんな強敵相手にも膝を折らず無双する不屈のギャングに、数多の精霊と契約して魔術・魔法を使いこなす美女。どんなことでも完璧にコピーできるイケメン女子に、魔物とさえ仲良くなれてしまう不思議な少女。サブローはリーダーを務めるが限界を迎える。「僕、冒険を辞めようと思ってるんだ」しかしサブローは気がついていなかった。自分自身こそが最強であるということに。同じ頃、魔神が復活するー。これは自己評価が異常に低い最強指揮官の物語。
ヴェストファーレン王国がノルガード王国に戦争を仕掛ける可能性がある。ガリエラの傭兵仲間から情報を得たエルロイたちは、ノルガード王国の王都に残るマルグリットとコーネリアの身を案じ、すぐに助けに向かう。一方その頃、王都では、第2王子ヘルマンとコーネリアの結婚式を控えていた。ヘルマン王子は結婚が楽しみで仕方ない。コーネリアはエルロイに密かな思いを抱きながら、結婚式当日を迎えるが、そこで思わぬ事態が降りかかってー。辺境スローライフバトルファンタジー、第二弾!!
ノルガード王家の第5王子、エルロイは前世の記憶を持つ転生者。記憶の他にも、エルロイには転生時に授けられたチート、絶体絶命のピンチにそれを覆す幸運が訪れる“幸運ーオールオアナッシング”があった。前世の記憶とチートを使い、神童として名を挙げたエルロイだったが、兄である他の王子達は決して彼の有能さを許さなかった。王宮では悪評を流され貶められ、命まで狙われ…挙句の果てには野垂れ死に確定と言われる辺境ウロボロスラントへ強制追放!?しかし、王宮でのしがらみから解放されたエルロイは、出会った仲間たちと共に持ち前のチートと前世の記憶を駆使し辺境の土地を最高の王国に開拓し尽くす!第9回ネット小説大賞受賞作。