著者 : 成海クリスティアーノート
漂流英雄 エコー・ザ・クラスタ漂流英雄 エコー・ザ・クラスタ
時は、地球人が宇宙に進出して854年…彼らは銀河でもっとも繁栄した種族となっている。そんな中、辺境国のツキムラクモと神聖アルビオーノ王国は資源星を巡って泥沼の戦争を続けていた。ツキムラクモ軍の少尉・狛犬アカネは、神聖アルビオーノ王国の兵士・リリスとの戦闘中に受けた攻撃により遭難。リリスもまた機体が半壊し、互いに通信も移動も不可能な状況となる。そこで二人は生き延びるため休戦し、元の宙域に戻る道を探すのだった。幸いにも食料や資材は十分にあるため、二人の機体を組み合わせれば、時間はかかるが生還は可能なはずなのだが…?帰還までおよそ四十日あまり。アカネはリリスと協力し合って、共に生きて帰れるのか!?第7回集英社ライトノベル新人賞金賞受賞作。
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