著者 : 手島史詞
“自分だけのマスターを見つけたい”とあおの下から旅立ったフレームアームズ・ガールたち。ある日、みんなと再会するも迅雷だけがいない。そんなとき、一つの小包があおに届く。この中身はもしや…と思ったら出てきたのは赤い迅雷だった!?迅雷の姉だというFAガールは、ずっと妹を探しているが何故か会えていないらしい。姿をみせない迅雷が心配になってきた轟雷たちは、赤い迅雷と一緒になって迅雷を探すことに。そして轟雷は必死になって妹を探す赤い迅雷と一緒に行動するうちに「姉妹」という特別な関係に興味をもちはじめー。
旧友マルクの行方を追うザガンだが、街では“アーシエル・イメーラ”という祭に向けて浮かれた空気が漂っていた。どうやらそのお祭りは、大切な人にプレゼントを送るイベントとのこと。祭りに出遅れて右往左往するザガンとバルバロス、脳天気にも遊びにくるステラとアルシエラ。そしてなぜか黒猫の姿になってしまった黒花。彼女は何者かに追われており、どうやらこの事件もまた“魔王”が関わっている様子でー。大人気ラブコメファンタジー絶好調の第8巻!
せっかく海に来たということで、海で遊ぶことにしたザガンたち一行。海といえば水着!ということで着替える面々だが、男性陣は女性陣の麗しい姿にタジタジ。それでも仲睦まじく過ごしていたザガンとネフィだったが、彼らの前に聖騎士長と呼ばれるミヒャエルがその姿を現す。どうやら敵対するつもりはなさそうな、軽い調子の彼からもたらされた情報によると、“魔王”の一人を撃破した魔術師が次なる標的にザガンを狙っているらしくー。大人気ラブコメファンタジー絶好調の第7巻!
「ヴォルフさんは、また誰かを愛したりできるんですか?」「ジブリルこそ、そういう相手はいなかったのか?」敵対する「グシャラボラス工房」のクロウリーとの対決を経て、ヴォルフとジブリルは絆を強めていった。そして、アーティファクト回収の日々を送る2人に転機が訪れる。-とある田舎にある屋敷を訪れ、幽霊現象を起す原因を突き止めてほしいーそこは、かつてジブリルが暮らし、魔術の修行した屋敷だった。怪しげな依頼に危機感を募らせながらも調査を進めるヴォルフとジブリルの前に、倒したはずのクロウリーが現われる。「くかかかかか、ミルシエル嬢の仇討ちは、もう諦めたのかね?」「魔導書」「幽霊船」「象牙天球」「サーカスの帳」「隠された肖像画」新たなアーティファクトが2人を破滅へと誘う。そしてジブリルの秘密が明らかに…。「自分の肖像画を取り戻したいんです。わたしの体も元に戻るかもしれませんから」