小説むすび | 著者 : 数多久遠

著者 : 数多久遠

有事 台湾海峡有事 台湾海峡

出版社

祥伝社

発売日

2024年8月9日 発売

大陸に接した台湾領=金門・馬祖諸島ーー 中国動く! そのとき、日本は!? 重要影響事態⇒存立危機事態⇒武力攻撃事態! 新安保法制下、戦火は回避できるのか? 元幹部自衛官の著者が放つ超リアル軍事サスペンス最新傑作! 202X年春、中国国家主席が「金門・馬祖は中国の安全保障上の脅威」と発言、対岸に戦力を集結させ始めたーー! 防衛担当内閣官房参与の蓮田は、君田首相から衆院の解散について意見を求められた。アメリカ大統領選の今年、解散が重なれば、日米の政治的空白を突いて、中国が軍事行動に出る可能性を懸念するも、君田は解散を断行。はたして中国はそれを好機と動き出したのだ。 大陸に最短で数キロに接する金門・馬祖諸島は、第二次大戦後、台湾領として死守され、以降、複数回の交戦を経て、現在は緊張緩和が図られていた。だが、邦人救出に向かった空自機と中国軍戦闘機との接触事案が発生する。 首相と蓮田らは、新たに整備された平和安全法制に基づき、重要影響事態、存立危機事態、そして武力攻撃事態の対応を協議。事態は刻々と緊迫の度を増し、一触即発の危機が迫っていたーー。

北方領土秘録 外交という名の戦場北方領土秘録 外交という名の戦場

出版社

祥伝社

発売日

2018年12月10日 発売

北の核・ミサイル実験が続き、米国大統領選挙が行なわれた2016年12月、首相の地元・山口長門での日露首脳会談で返還交渉は解決するはずだった。それが一転、突如暗礁に乗り上げたーー 今、「国防」とは? 元幹部自衛官の著者が、インテリジェンスというもう一つの“戦闘”を描く! 「北方領土におけるロシアの完全な主権を“戦勝国”が認めるだろう」     --ロシア大統領ウラジミール・プーチン(2016年11月20日 リマでの首脳会談に於いて) 2016年12月、北方領土問題は解決すると予想されていた。日露首脳会談の地を、首相の地元・山口県長門市としたのが、“解決”を歴史に刻む用意であったことは想像にかたくない。しかし、先立つこと一カ月、ペルーの首都リマでの首脳会談を経て、首相、政府関係者の発言は急激にトーンダウンする。そして長門では、経済協力を宣言したものの、領土交渉に関してはなんら進展なしという結果に終わった。これは、専門家でさえ首をかしげる不可解な経過だった。本作は、当時、水面下で何が起こっていたのかについて、一外交書記官の目を通し、ワールドワイドな〈インテリジェンス〉という、もう一つの“戦闘”に肉迫せんと試みた小説である。     著者

半島へ 陸自山岳連隊半島へ 陸自山岳連隊

出版社

祥伝社

発売日

2017年4月11日 発売

崩壊の時、迫る。そのとき政府は? 自衛隊は? 拉致被害者は? 圧倒的な情報収集力&冷徹な分析力。元幹部自衛官の著者が放つ、超リアル軍事サスペンス! スクープで日米安保に基づく極秘作戦行動が暴露される中、北朝鮮が秘蔵する生物兵器奪取に派遣された陸自隊員の決死行。 「自衛隊が北朝鮮で、極秘作戦を展開中か?」テレビ毎朝がスクープを報じた。陸自隊員の種痘接種事故を端緒に、毎朝新聞社会部記者の桐生琴音が、特殊作戦群の一部隊、通称“山岳連隊”の動きを追って?んだ特ダネだった。最高指導者の求心力が低下した北朝鮮に内部崩壊が迫る中、政府は日米安保に基づき、自衛隊の総力を挙げてミサイルを発射前に撃破するノドンハント、及び拉致被害者の多地点同時救出を計画。さらに米軍の強い要請を受け、北朝鮮が極秘開発した天然痘ウイルスを使った生物兵器を奪取するため、室賀三佐率いる“山岳連隊”を、研究施設のある半島東北部摩天嶺山脈に潜入させた。だが、スクープのせいで北朝鮮の反撃が激化。その上、想定外の悪魔的計画までもが浮上して……。空の戦闘を描いた『黎明の笛』、海の戦闘を描く『深淵の覇者』に続く、陸の戦闘を描く傑作ミリタリー・サスペンスの最新作!

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