発病、闘病、介護、そして…死。半世紀、ともに穏やかに生きてきた夫婦。その終わりに訪れた、凄絶な生命の闘いを妻の視点で描く迫真の物語。作家・内田康夫の妻でもある著者が、実体験をもとに、夫婦のあり方を問う短編集!
傷つくことを恐れない。思春期、恋、破局、そして未婚の母ーしなやかで、勁い、一人の女性の生き方を瑞々しい感性で描いた心温まる物語。
20歳。おとなになる芽衣を待つ恋の行方と自分探し。そして決断の時ー。
軽井沢の初夏から夏。友だちって何?「こころ」って何?傷つくことで少女は大人になり、本当の恋の予感にときめく…。
とまどい、恥じらい、そして憧れ…。15歳、誰もが経験したはずの思春期の揺れる心。