著者 : 時本紗羽
ほんともう勘弁してくださいほんともう勘弁してください
毎朝出社するたびに俺に「好きです」と告白してくる女子社員がいた。新卒同期の彼女の告白がはじまったのは入社二年目の夏。それから五年続いた告白はある日、終わった。彼女が突然亡くなったのだ。その後、俺は彼女の日記を見つける。そして、その日記が書かれた日に「行ける」ことに気づいた俺は、ある決意をする。やがて知る、彼女の真実とは…。はかなく切ない恋愛小説。
告白しましょう星川さん!告白しましょう星川さん!
サラリーマン・星川諒二は、駅のホームで見知らぬ女子高生・久住明花に断言される。「-なんだ。お兄さん、恋してないのね」その出会いをきっかけに、星川は周りの不可思議な恋愛事情に巻き込まれていって…?“人が恋に落ちた瞬間”が視える女子高生と、“人が恋を失った瞬間”が視えるサラリーマン。二人が視たものを合わせると、不可思議な恋の真相が見えてくる!
今夜、2つのテレフォンの前。今夜、2つのテレフォンの前。
幼馴染の想史に思いを寄せる女子高校生・志奈子。別の高校に通うようになってから、想史は口をきいてくれなくなってしまい、不安を募らせている。そして志奈子は、毎晩想史とは違う大人の男ー顔も知らない高校教師ーと電話をしていた。一方、志奈子と電話をしている高校教師の直江は、初恋の女性の結婚が決まったと聞き、焦っていて?時空を超えた“片想い”物語!
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